赤ちゃん用品は数えきれないほどの種類があり、中にはわざわざ大人用とは別に子供用があったり
します。そういったものの中に体温計があります。大人用とは別に子供用が存在し、サイズが小さかったり、デザインが可愛らしかったり、あまり見かけない形状のものがあったりします。
子供が生まれるのに備えて色々と準備している中でふと「赤ちゃん用の体温計って本当に必要なのだろうか?すでに持っている体温計じゃダメなのか?」と思いました。
そこで体温計の種類、それぞれのタイプのメリット・デメリットなどを調べてみました。
体温計の種類
電子体温計
細長くて脇に挟んで使用するもっともスタンダードな体温計です。電子体温計には2種類あり、実測式と予測式があります。
電子体温計:実測式
メリット
・実際の体温との誤差はほとんどなく正確に測定することが出来る。
・安い
デメリット
・測定に時間がかかる。5分~10分程度
電子体温計:予測式
メリット
・測定時間が短い約15秒程度
デメリット
・実測式に比べて実際の体温との誤差が大きい
赤外線体温計
メリット
・測定時間が短い
・非接触式は複数人で使用する場合、感染予防になる。
・温度計機能がついているものは沐浴やミルクの温度測定もできる。
デメリット
・電子体温計に比べて高価
・実測式に比べて、実際の体温との誤差が大きい。
体温計の種類、メリット・デメリットはざっと上記になります。
赤ちゃん専用の体温計って本当に必要なのでしょうか。
まずは赤ちゃんの特徴として以下のことが挙げられます。
①体温計を怖がる可能性あり
②測定中じっとしているとは限らない。ましてや10分間も。
③ばい菌、ウイルスに対する免疫力が大人に比べて弱い
④保育園に伝えるために毎日検温する必要があります。
②、④を考えるとまず測定時間が短い体温計を選んだほうが良さそうですね。
子供はまず10分間もじっとしていられないし、
保育園に伝えるための検温は毎朝のことなので、測定が早く終わる予測式の体温計や、赤外線体温計がいいかもしれません。赤外線体温計においては2秒で測定できるものもあります。
予測式や赤外線体温計は実測式に比べて測定誤差が大きいというデメリットがありますが、
毎日の測定は予測式や赤外線体温計で行い、いつもと違うようなら実測式で正確に測定するのでもいいのではないでしょうか。
メモリー付きの体温計があり、過去測定データを一定数保存できるものもあるのでそれならば小さな変化にも気づきやすいですね。
また、電子体温計でも予測式と実測式どちらの機能も備えたものもあります。
結局赤ちゃん用の体温計って必要?
長々と説明してきましたが、
小型やデザインがかわいい子供用体温計は特に必要ないと思います。
子供がじっとしていないこと、毎日検温をすることを考えると測定時間が短い予測式の体温計のほうが便利です。
もしも体温計を赤ちゃんが怖がるようなら、赤ちゃん専用の小型タイプのものだったり、測定時間が非常に短くて非接触タイプの赤外線体温計の購入を検討するのでいいと思います。
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