シャワーとお風呂はどっちが節約になる?使用人数の違いでも比較

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シャワー お風呂 節約
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シャワーとお風呂のどちらが節約になるのか以前に計算してみました。結果、シャワーの使用時間が15分以上となる場合のほうがお風呂に180L貯める場合よりも水道代とガス代の光熱費が高くなる結果となりました。

上記の結果はあくまで1人の場合であり、この記事では2人や3人、4人、5人の場合はどうなるのか気になったので計算してみました。シャワーの場合は1回の使用にかかる光熱費を単純に人数分掛ければ試算できますが、お風呂の場合は追い炊きや足し湯機能を使うことが出来るので少し計算が面倒くさいです。

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シャワーとお風呂の光熱費を比較

シャワーとお風呂の使用条件は下記のとおりです。

・シャワーの使用条件
使用量:180L:12L/分で15分間使用
温度:42℃

シャワーはずっと出しっぱなしにして体が十分温まるように温度は少し高めの42度に設定しています。

・お風呂の使用条件
使用量:200L(浴槽一杯分)
温度:40℃
足し湯:使用人数が一人追加ごとに50L
足し湯の50Lは15℃から40℃に温める
追い炊き:使用者が替わるごとに150Lを30℃から40℃に追い炊き
頭や体を洗った時の泡を洗い流すのには浴槽のお湯を使用することとします。

光熱費の比較結果

シャワーを使用した場合にかかる光熱費(ガス代、水道代)を以下の表にまとめました。簡略化のため全員同じ条件(設定温度、水道使用量)で計算しています。5人家族となるとシャワーだけで1日に約556円の光熱費がかかり、1か月だと16,680円もかかることがわかりました。

水道代とガス代の計算式が気になる方は別記事をご参照ください。

1人 2人 3人 4人 5人
水道使用総量(L) 180 360 540 720 900
水道代(円) 43.2 86.4 129.6 172.8 216
ガス代(円) 67.95 135.9 203.85 271.8 339.75
合計 111.15 222.3 333.45 444.6 555.75

お風呂に湯張りした場合にかかる光熱費(ガス代、水道代)を以下の表にまとめました。体を洗い流すお湯は浴槽内のものを使用する条件ではありますが、水道使用総量はシャワーの場合の1/2以下に、光熱費はシャワーの場合よりも約200円も安い結果となりました(5人家族の場合)。1か月分に換算すると6,000円も節約できます

最も注目すべきは、使用人数が2人以上になるとお風呂のほうが節約になるということです。その差は1日当たり(1日1回お風呂に入る前提)約45円、1か月あたり1,350円もお風呂のほうが節約になります。

1人 2人 3人 4人 5人
水道使用総量(L) 200 250 300 350 400
水道代(円) 48 60 72 84 96
ガス代(円) 75.5 118.8 162.1 205.4 248.7
合計 123.5 178.8 234.1 289.4 344.7

使用条件の設定によっては上記の結果は変わってきますので、あくまで参考値としてみていただければと思います。「浴槽のお湯で体を流すなんて嫌!」なんて方や、「シャワー15分も使わない。」、または「シャワー15分なんて短すぎる!」など様々な方がいると思います。

そんな方は別記事の「シャワーとお風呂 どっちが節約になる? 光熱費が逆転するボーダーラインはどこ?」をご参照ください。1人の場合でシャワー時間や水道使用量の条件を色々変えて計算しています。

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