最近ちょっとした理由で、朝食、昼食を抜くことが増え、
「これはだいぶ節約になってるな。」と喜んでいるのですが、
ふと、絶食による体への悪影響はないのかと思ったのでまとめてみます。
まずここでいう絶食とはムスリム教徒が行う1か月間の絶食”ラマダーン”とか本気なやつではなく、
朝食と昼食を抜くプチ絶食のことを言います。
夕食を毎日18時に食べる場合に、朝食、昼食を抜いた場合は24時間のプチ絶食となります。
その場合に体が受ける影響はメリットなのかデメリットなのか。
プチ絶食(24時間)の効果
”朝食は一日の中で最も大切な食事”とか”朝食を摂らないと頭が回らない”ということが
よく言われますが、そういわれる要因は脳の活動にはブドウ糖が必要であり、
食事を抜くとそれが摂取できなくなるからです。
でも食事を1回や2回抜いたぐらいですぐに頭が回らなくなるものなのでしょうか。
むしろご飯食べた後こそ眠くなって頭が回らなくなりませんか。
その原因は何か食べることで消化器系の活動にエネルギーを使い、
他の活動に回るエネルギーがないためです。
ご飯を食べない場合は消化器系にエネルギーを奪われることがないため
眠くなることはありません。
それと引き換えに、エネルギーが不足して頭が回らず、
ぼーっとしてしまうかというとそんなことはありません。
人間の体は優秀で、脂肪からエネルギーを作り出すことが出来るのです。
また、プチ断食をすることで消化器系にエネルギーを使わない代わりに、脂肪燃焼、
老廃物の排出にエネルギーが使われ、意外にも代謝が向上する効果があります。
ただ、プチ断食の時間には注意が必要で、36時間以上は空けないことです。
それ以上の間水分以外のものを口にしないと脳が飢餓状態だと認識して、
エネルギーを極力消費しないようにむしろ代謝が低下してしまいます。
プチ断食をすることで得られるメリット
・代謝が向上する→ダイエットになる
・食後の眠気などがなく、生産的に活動できる
・節約になる→朝食、昼食の2食で500円として計算すると、ひと月で15,000円の節約
デメリット
・36時間以上断食すると代謝は低下する
・水分不足になる
・寝る際の空腹感が気になって寝つきが悪い場合がある
水分不足の影響
水分不足になっているかどうかの簡易的な見分け方は、尿の色です。
普段よりも濃いなっと思ったら、水分不足が原因かもしれません。
食事をとる場合には食物から直接水分を摂れますし、スープを飲んだり、
お茶などを飲んだりとなんだかんだで1回の食事で500mL程度の水分を摂っています。
朝食、昼食を抜いた場合には、それらを摂ることで得られていたはずの水分約1Lを
意識して摂取する必要があります。
1Lの水分を摂るって意識していないと結構忘れがちなので注意。
影響
・体の乾燥
肌が乾燥したり、喉などの粘膜が減り、風邪をひきやすくなる。
・血流が悪くなり、むくみの原因となる。
などの影響がでるので水分ってとっても大切なんです。
まとめ
・プチ断食で得られるメリットはたくさん
ただ、食事を抜く時間は要注意。36時間以上は抜かない。
・お財布にも優しい
・体の代謝が向上する
・水分不足には要注意
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