照明の種類と電気代(LED電球、蛍光灯電球、白熱電球) 

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家に帰ってまずすることは”電気(照明)をつける”じゃないでしょうか。そして家を出るか寝るまでずっとつけていることがほとんどですよね。それに部屋数が増えればそれに伴い照明の数も増えていきます。そんな照明の電気代について調べてみました。

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照明の種類

照明の種類はLED、蛍光灯、白熱電球の3種類あります。

LEDの特徴

LEDは電気を流すことで発光する半導体の一種です。
特徴としては

・長寿命 製品にもよりますが約4万時間
・高発光効率
・即時点灯性が非常に良い
電源をONにしてすぐに100%の明るさになります。
一方で蛍光灯は電源をONにしたら70%程度の明るさから徐々に100%になります。
・発熱が少ない
・赤外線、紫外線をほとんど含まない
・光の強さ、色の調整、点滅などバリエーション豊か

蛍光灯

蛍光管に電流を流すことで高エネルギー状態の電子が周りの原子に衝突し原子にくっついていた電子が飛びあがり、その電子が元の落ち着いた状態に戻るときに光を放ちます。

・白熱電球よりも長寿命(ただし、LEDにははるかに劣る) 約1万3000時間
・即時点灯性がLED照明に比べて悪い
・電源ON、OFFによる突入電流により発光部のエミッタが消耗し寿命が短くなる特性がある

白熱電球

かの有名なアメリカの発明家、トーマス・アルバ・エジソンが発明したことで有名な電球です。電球といえば多くの人が思い浮かべるあの形です。発光原理はフィラメントと呼ばれる金属に電流を流すことでフィラメントが発熱、発光します。

・価格が安い
・暖色の明かりで気分もほっこり
・暖色によって料理がおいしく見える
・発熱する
・寿命が短い
・消費電流が高い

電気代比較

シーリングライト

価格.comにて今売れているシーリングライトを調べてみると、ほとんどがLEDタイプで蛍光灯タイプの数は非常に少ないです。消費電流で優れているLEDタイプのシーリングライトですが、価格は安いものでは5000円からあります。価格.comでランキング上位の機種をいくつか調べて表にまとめてみました。ちなみに光源タイプはすべてLEDです。また、すべて8畳用なので定格光束は4000lm~4300lmです。

メーカー 実売価格(円) 消費電流(W) 電気代
(日※)円
電気代(年)円
LEC-AHS810K 日立 8980 26.7 5.77 2078
LIFELED’S HLDZ080203 NEC 5420 35 7.56 2722
ECOHiLUX CL8DL-5-0 アイリス
オーヤマ
4918 40 8.64 3111
LSEB1069K Panasonic 6390 32.5 7.02 2528

※1日の電気代の計算は1日8時間使用想定で計算
計算式
消費電流(W)÷1000×時間(h)×27円/kWh

人気機種をざっと調べただけですが、表を見る限りでは価格が高くなるにしたがって消費電流が下がる傾向にあります。消費電流が最も低いものと高いものでは年間での電気代の差が1000円以上あります。本体価格の差は4000円ですので4年あれば本体価格の元がとれます

LED電球

LED電球、蛍光灯電球、白熱電球の電気代を比較してみます。

共通
全光束:810lm
寿命:40000時間

メーカー 実売価格(円) 消費電流(W) 電気代
(日※)円
電気代(年)円
LDA7LGEW2T Panasonic 1387 7.3 1.58 569
LDA8LGKUNS Panasonic 2450 7.8 1.69 609
LDA7DGEW2T Panasonic 1387 7.0 1.52 548

蛍光灯電球

メーカー 実売価格(円) 消費電流(W) 電気代
(日※)円
電気代(年)円
EFD15EL10H2 Panasonic 1321 10 2.24 807
EFD15EL11E Panasonic 579 11 2.47 890

白熱電球

メーカー 実売価格(円) 消費電流(W) 電気代
(日※)円
電気代(年)円
LW100V57W55 オーム電機 144(2個) 57 12.4 4464

電気代を見ると白熱電球はLED電球と蛍光灯電球に比べて桁違いに高いです。
LED電球と蛍光灯電球の電気代の年間差は250円、本体価格差は平均すると約700円。

価格が高いLED電球を選んだ場合、3年使えば蛍光灯電球との差額を取り戻すことが出来ます
LED電球の寿命は40000時間で1日8時間使用した場合だと理論上14年弱使用することが出来ます。

ただし、注意が必要で、LEDの発光素子の寿命よりも先に基板の回路の寿命が14年持たない可能性が高いのです。熱がこもりやすいなど使用条件が悪いと基板の寿命はさらに短くなります。

一部メーカーでは5年保証をしているメーカーがあります。
LED電球が一般家庭に広まりだしたのは2009年ころのため、実使用環境下で10年持つかどうかの統計学的サンプル数が全然足りないのです

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