こたつの電気代はいくら?強運転と弱運転ではどれだけの差が?

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こたつ 節約
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肌寒くなってくるといつ出そうかいつ出そうかと迷う”こたつ”ですが、そのこたつの使用には一体いくらの電気代がかかっているのか気になったので計算してみました。また、ヒーターなどの種類の違いについても説明します。

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こたつ

布団に囲まれた限られた空間を温めることが出来るこたつ。局所的な部分を温めることが得意です。真冬になって気温が下がった際には石油ファンヒーターやエアコンなどと併用することが多いです。

ヒーターの種類

こたつの熱源であるヒーターですが、主に”石英管ヒーター”、”ハロゲンヒーター”、”コルチェヒーター”の3種類あります。昔からあまり形を変えていないように見えますが、ヒーターは確実に進化しています。

石英管ヒーター

昔からあるタイプのヒーターです。
石英管の中にニクロム線が入っており、そのニクロム線に電気が通ることでその抵抗で発熱します。

特徴
・温まるのが遅い
・寿命が短い 約7000時間
・遠赤外線を多く放出する

ニクロム線が温まってから周囲に熱を放出していくので周りが温まるのには時間がかかります。
他のヒーターに比べて寿命は約7000時間と短めですが、1年のうちでこたつを11月~3月の5か月間使用するとしてその間毎日6時間使用した場合、8年弱もの間使用することが出来るので申し分ないですね。また、遠赤外線は近赤外線よりも吸収されやすいため、体を内側から温めることが出来ます。

ハロゲンヒーター

石英管の中にタングステンでできたフィラメントが入っており、ハロゲンガスが充てんされています。フィラメントに電気が流れ発熱します。タングステンは発熱すると固体から気体になりますが、不活性ガスであるハロゲンガスによってふたたびフィラメントに戻ります。

特徴
・温まるのが早い
・石英管ヒーターよりも長寿命 約8000時間

コルチェヒーター

ハロゲンヒーターと同様にタングステンのフィラメントと不活性ガスの組み合わせの構造です。

特徴
・ハロゲンヒーターよりも温まるのが早い
・温度が高い
・長寿命 約9000時間
・価格は高め

こたつの電気代

販売されているこたつのスペック情報を見るとその消費電力はだいたい600W程度です。ただし、これは冷え切ったこたつのスイッチをONにして一から温めるなどに最大限必要な消費電力です。スイッチをONにしてから30分もあれば保温運転に切り替わります。

保温運転において強設定の場合は約170Wh(ワット時)弱設定で約80Whがだいたいの目安です。
この場合の電気代を表にまとめてみました。

使用条件
・11月~3月の5か月間
・毎日6時間連続運転(スイッチONからこたつの温度が設定温度に達するまでの時間を30分と仮定)
・電気代は27円/kWh

Wh(ワット時) 電気代/日 電気代/月 電気代/1シーズン
(5か月間)
設定 170 33.4 1002 5010
設定 80 20 600 3000

上記の計算結果から1シーズン(5か月間)にかかる電気代は3000~5010円程度です。こたつは熱源の種類による電気代の差はそれほどなく、ただただ上記の金額を受け入れるしかないですね。

でも1日当たり33.4円払えば快適な1日を送れると考えれば安いもんですね。

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