こたつ布団は安いものだと3,000円程度から買うことが出来ます。でも安いこたつ布団を買うことが本当に節約につながるのでしょうか。安いものには安いなりの理由がある。
そこで節電効果があるこたつ布団はどういう素材や厚さなのか調べてみました。
こたつにかかる電気代に関しては別にまとめています。
こたつ布団
節電効果があるということは保温効果が高く、熱が逃げにくいということです。
こたつ布団の中身として使われている素材は、綿かポリエステルが多いです。
綿
綿素材はタオルに多く使用されているように肌触りが良いです。吸湿性・保温性に非常に優れており、重量感があって弾力性に優れます。しかし、重量感がデメリットに感じる方もいると思います。また、綿は天然素材のためポリエステルと比較して価格が高いこともデメリットとして挙げられます。
ポリエステル
傷みにくく耐久性があり、ほこりが発生しにくいです。また、吸湿性が低いため湿気を吸い込んでも乾きやすく、カビが発生しにくいです。ポリエステルなどの化学繊維は害虫の被害を受けにくいです。害虫は動物性の繊維を好んで食べます。
冬に着ることが多いフリースなどで経験があるかと思いますが、静電気が発生しやすく、毛玉が出来やすいです。
・ホコリが出にくいため、アレルギーの方に優しい
・洗濯できる
・軽い
・価格が低め
・吸湿性が悪い
綿とポリエステルどちらが暖かいか
綿とポリエステルの素材本来の保温性で考えた場合はおそらく綿のほうが暖かいでしょう。ただし、ポリエステルは化学繊維のため加工方法次第では綿よりも暖かく感じることもあります。
冬に着るフリースやヒートテックもスポーツをするときに着ることが多い速乾性の衣服もどちらの場合も素材はポリエステルです。このようにポリエステルは繊維を太くしたり細くしたり、起毛したりと加工方法は様々です。
こたつ内の熱を逃がさないこたつ布団は?
こたつ内の保温性を左右するのは素材というよりも、布団の”厚さ”です。
厚さが厚ければ厚いほど熱は逃げにくいですが、かさばってゴワゴワ感じることもあります。
また、薄すぎても布団がかさばることはないですが、熱が逃げやすいです。どの厚さを選ぶかということはもう個人の好みと使用状況によります。ww
ごはんを食べたりパソコンなどの作業をこたつで行う場合は、作業性を重視してあまり厚くないものを選ぶのもよいでしょう。
メインのこたつ布団のほかに”中掛け”を追加する方法もあります。
中掛け毛布または中掛け布団を追加することで、保温性を保ち、メインのこたつ布団を薄手タイプにして作業性を確保するなどもありです。
こたつ布団の保温性を気にする前に、まず気になるのが電気代ですよね。
こたつにかかる電気代は別記事でまとめてあります。
コメント