【身の回りの電気代】扇風機の電気代はいくらかかっているのか。モーター違いによる差は?

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エアコンは電気代が高いからとその代わりに使うことまたはエアコンと併用することが多い扇風機ですが、その電気代は一体いくらかかっているのかご存じですか?扇風機の種類から電気代について説明していきます。

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扇風機の種類

リビングファンタイプ

昔ながらのデザインでもっとも一般的な扇風機です。
特徴としては
・ファンが大きく、直径30㎝くらいのものが一般的
・ファンが大きいため、風量が大きく、風切り音が少ない
・手入れがしやすい
分解してファンやカバーを清掃することが出来る
・デザインが古臭い

タワーファンタイプ

縦型でスリムな形状をしており、ファンが内蔵されているタイプです。
特徴としては
・縦型スリムでデザイン性が高く、配置スペースがコンパクト
・ファン内蔵のため、ペットや子供なども安心
・リビングファンタイプに比べると風量が控えめ
・モーター音が大きめ、風切り音が大きめ
※ファンが小さいため
・構造上、分解が出来なく、上下左右の角度調整の可動域が少ない
分解できないため、ファンの清掃ができない

その他の種類として壁掛けタイプ、卓上タイプ、最近ではハンディタイプや肩掛けタイプまであります。

壁掛けタイプ

文字通り壁に掛けて使用するタイプです。
特徴としては
・エアコンとの組み合わせ◎
エアコンの吹き出し口付近に設置することでエアコンの冷気を部屋に循環されることが出来る
・設置の為に壁にねじなどの固定具を設置する必要がある

サーキュレーター

エアコンとの併用でもっと効果的なのはサーキュレーターです。

サーキュレーターとは部屋の空気を循環させるために使う装置です。
遠くまで届く直線的な風が特徴です。

メカ式とマイコン式

扇風機は大きく分けてメカ式とマイコン式に分かれます。

メカ式

昔ながらの押しボタン式の扇風機
風速は弱・中・強の3種類で、ぜんまい式のアナログタイマーなどシンプルな機能なのが特徴です。

価格は安いもので3000円程度
アナログタイマーはぜんまい式のため不正確

マイコン式

操作が電子制御でリズム運転や多いものでは風速を8段階で調整できるなど、細かな設定が可能なのが特徴です。
また、タイマーをきっかり1時間などで正確に設定することが出来ます。
リモコン付きの扇風機もあります。

モーターの違いによる特徴

扇風機のモーターにはDC(直流)タイプAC(交流)タイプの2種類あります。
DCタイプはACタイプに比べて、省エネでモーター音が小さく、細かい風量調整が可能です。
本体価格は高いですが、電気代は安いのが特徴です。

電気代は?

普段使っている扇風機の気になるその電気代は果たしていくらなのでしょうか。
ここではリビングファンタイプでACモーター、DCモーターそれぞれの電気代を計算・比較してみます。

ACモーター

先にも書きましたが、ACモータータイプの特徴は本体価格は安いが、電気代がACモータータイプに比べて高いのが特徴です。
本体価格はだいたい3000~5000円程度
消費電力は約37W
1日12時間使用、電気代は27円/kWhで計算

(W)÷1000×12(時間)×27(円/kWh)=11.99円

DCモーター

DCモータータイプは安いものでは6000円程度からあり、だいたいは1万円前後です。
消費電力は23W
1日12時間使用、電気代は27円/kWhで計算

23(W)÷1000×12(時間)×27(円/kWh)=7.45円

電気代(1日12時間) 電気代(1か月) 電気代(4か月)
ACモーター 11.99円 359.64 1439円
DCモーター 7.45円 223.5円 894円

ACモータータイプとDCモータータイプで1シーズン(ここでは4か月とします)で545円ほどの差があります。
DCモータータイプのほうが電気代が安いからといって、本体価格があまりに高いものを買ってしまうのには注意が必要ですね。

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